Uber Eats(ウーバーイーツ)の新配送手数料~配達パートナーが稼ぎやすくなる!?~

2020年7月21日

注文者が支払う配送料金が変更に

 2018年12月より、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配送料金が変更になりました。今まででは、注文者が料理を注文する場合の配送手数料は、距離に関係なく一律380円でした(キャンペーン等で増額などは行われていました。)。

 配送手数料が固定だったものが、店舗から配達先までの距離によって変わる「変動制」になり、最も安い場合で「110円」まで下がることもあります。一方で、オーダーがたくさん入る時間帯や、配達パートナーが少ない時、従来通り割増料金が出ます。これは、料理を頼む側としては、注文料金が下がることもあるため、配送料金が高いことを理由に利用をしていなかった注文者が、利用してくれるきっかけになるかもしれません。

配達パートナーにとっての影響は

 この結果、良い点としては、注文数が増え、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーが配達できる数が今までよりも増加することになります。一方で、1配達で得ることのできる「配達単価(報酬)」が減少します。新配送料金に代わってから起こっていることは、以下のとおりになります。
〇配送料金が高いことを理由に利用をしていなかった注文者が、利用してくれるようになった(新規注文者層開拓、待機時間の短縮)。
〇注文者にとって、長距離は値上がりで依頼しづらくなり、値下がりで短距離は依頼しやすくなった(短距離案件の増加、待機時間の短縮)。
・短い距離での配達が発生した場合、配達報酬が減少
新料金になって、配達パートナーが減収になると思われがちです。しかしながら、配達数が増加しているため、たくさん配達をこなせば、結果として増収になるとも言えます。理由は、この先を読み進めてください。

配達パートナー報酬の仕組み

お支払い金額をおさらいします。
基本料金×ブースト+特別キャンペーン ― サービス手数料35%

【基本料金を構成するもの】
(1) 受け取り料金300円
店舗にて商品を受け取った際に発生(ピックアップ時)。
(2) 受け渡し料金170円
注文者に商品を渡した際に発生。
(3) 距離料金1キロメートル当たり150円
店舗から配達先までの距離によって計算。
配達パートナーの配達報酬は、以下のように計算されます。※詳しくは別記事「Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーではどれくらい稼げるか?」でも紹介しています。

長距離配達と短距離配達の違い

配送料金が距離による変動制になったため、長距離と短距離では、配達報酬にどの程度違いがあるか算定してみます。
長距離:5kmと仮定
短距1kmと仮定
自転車での進む速さ:1キロメートル当たり3分の速さと仮定

この時の配達時間は、
長距離:5km×3分 = 15分
短距離:1km×3分 = 3分
短距離は長距離に比べて、5倍件数をこなせるということです。

この時の配達報酬は、
長距離:(300 + 170 + 150×5) – 35% = 793円
短距離:(300 + 170 + 150×1) – 35% = 403円
報酬の差は390円。短距離は長距離に比べて、半分の報酬になるということです。

待機時間を加味した時の違い

短距離の報酬が、長距離に比べて少ないからといって、短距離の稼ぎが悪いわけではありません。配達から次の配達までの待機時間も重要な要素になってきます。Uber Eats(ウーバーイーツ)を行っていると、次々にタイミングよく依頼が入ってくるときもあれば、依頼が入りにくい時も多くあります。この待機時間が、短時間配達の増加=配達数の増加を背景に、今回の変更によって生まれにくくなっています。

待機時間を以下のとおりに仮定したときの長距離時の総時間は、
【変更後】待機時間5分:15分+5分=20分
【変更前】待機時間10分:15分+10分=25分

1配達あたり、5分の節約ができています。

7時間配達した際の、従来と変更後の収益の差は、
従来の短距離:3分+10分=1配達13分 420分/13分=32.3回 403円×32回=12,896円
変更後の短距離:3分+5分=1配達8分 420分/8分=52.5回 403円×53回=21,359円

従来の長距離:15分+10分=1配達25分 420分/25分=16.8回 793円×17回=13,481円
変更後の長距離:15分+5分=1配達20分 420分/20分=21回 793円×21回=16,653円

 従来と変更後を比較すると、短距離・長距離ともに、変更後の方が稼げていることがわかります(待機時間が少なくなったためです)。また、短距離と長距離を比較すると、短距離の方が稼ぎやすい方向へシフトしています(配送料の変動制導入によって、長距離は値上がりで依頼しづらくなり、値下がりで短距離は依頼しやすくなる)。

まとめ

まとめると以下のとおりです。
①配送料金が安くなったことから、配達量が増え、待機時間が短くなった。このため、稼ぎやすくなった。
②長距離の配送料金が値上がりする一方、短距離は値下がりした。注文者は、長距離は高くなったため注文が少なくなり、短距離は安くなったため注文が多くなる。このため、短距離の注文が増え、配達パートナーは稼ぎやすくなった短距離を多く配達できる、すなわち稼ぎが増える。

 配送料金が変動制になっても、一概に稼げなくなくなるわけでなないというわけです。

 

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